安曇野市政 お役所仕事 その1 安曇野市章を考える

安曇野市章今から約7年前、平成の大合併コールの下、(2005年)平成17年10月1日付けで南安曇郡豊科町・穂高町・三郷村・堀金村と東筑摩郡明科の5町村による町市町村合併が実施され、市章は合併以前の、(2005年)平成17年7月12日に開催された第16回安曇野地域合併協議会合において制定されました。
http://www.city.azumino.nagano.jp/gyosei/plan/gyosei/sougoukeikaku01/sogokeikaku/05.html
そしてその後、市民憲章が制定されました。

【安曇野市・市民憲章】
安曇野市は、北アルプスの麓(ふもと)に広がり、美しい自然や豊かな歴史・文化に恵まれたまちです。わたしたちは、ここに生きる幸せと誇りをもって、お互いに尊重し合い、より住みよいまちをつくるために、この憲章を定めます。

一 自然を愛し、水と緑豊かなまちをつくります
一 学ぶ心を育て、文化のかおるまちをつくります
一 思いやりを大切にし、健康であたたかいまちをつくります
一 働くことを喜び、活力のあるまちをつくります
一 支えあいの輪を広げ、安全で安心なまちをつくります

この市民憲章、例えばgoogleなんかで「市民憲章」って、ググってみてください。
殆どが似通った市民憲章になっていて、その自治体独自の市民憲章なんてのはありません。
お役所は
 ・前例が大好き!
 ・視察が大好き!
 ・手抜き大好き!
 ・そして、創造性がないから「物まね」大好き!
(中には言葉遊びの市民憲章もありますが...)
市民憲章を制定するのは良いですが、市民憲章どおりの市政は行われているでしょうか?

お役所仕事 安曇野市の『市章』について考えてみます。
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余談はさておき、私が問題で「お役所仕事」だと思うのはこの「市章」
「この市章に何の問題がある?」と思うあなた。
そう思うあなたの”色覚”は正常です。
緑と橙(オレンジ?)のカラーバランスが、色覚正常な方には美しく見える事でしょう
しかし、私のような”色覚障害”を持った人には「橙(オレンジ色?)」「緑(グリーン?)」の区別がつきません。

安曇野市章_白黒左の画像は極端に表現していますが、要するに、少し離れてみると色の違いがわからない。
色覚異常者は色の違いではなく、コントラストで識別している事が多いのです。
ここで、「市章の色なんてどうでも良いじゃない」と思ってはいけません。
いろいろなところに影響があると考えているから、このブログ記事を書いている訳です。
色覚異常は身体障害なんですね。日本人男性では約5%(20人に一人)、白人男性では約10%(10人に一人)が色覚異常なのですから、そういった色覚障害者にも認識できる色で市章を制定する。それがバリアフリーであり、市民憲章の中の「思いやり」の部分だと考えます。
ちょっとデータは古いですが、例えば聴覚に障害をお持ちの方は、平成16年の調査では全国で30万5千人。人口比率で約0.25%ですが、テレビなどでは手話通訳付の講演会やニュースを放送し、聴覚障害をお持ちの方に配慮をしていますよね?
なのにどうして色覚異常者には、日本の行政はあまり配慮してくれないのでしょう。
例えば行政が作成する広報誌などで使われるイラストで表したグラフなど、色覚に障害を持った人には判別しにくい事が多々あるわけです。また、公共施設などのピクトサインなども、配色に配慮がなされていないと、色覚が正常な方には目立つ看板でも、色覚に障害をお持ちの方には認識できない事が考えられます。
行政が色覚障害者に配慮している一例として、静岡県・三島市では「三島市色覚バリアフリー指針」を定めています。
「三島市色覚バリアフリー指針」を見れば、安曇野市の市章が、使ってはいけない色の組み合わせである事がわかります。

「三島市色覚バリアフリー指針」
http://www.city.mishima.shizuoka.jp/media/05060015_pdf_20061013_rad93287.pdf

「色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法」
http://www.nig.ac.jp/color/gen/

こういった先例やサイトを参考に、色覚障害を持った人にも優しい安曇野市政運営をお願いしたいというのが私の考えであり、色覚障害への配慮ができないのは問題と考えます。
安曇野市章制定の際は、市章制定委員さんに最低限、配色についてのアドバイスはして欲しかった。
そして、それが行政に携わる方の仕事です。
それをしないのは、まさしく「お役所仕事」ではないでしょうか?
しないというより、そこまで認識したり配慮している公務員がいない。
それが実態ではないでしょうか?

自分に火の粉がかからない事はやらない。それがお役所仕事(笑
火の粉がかかっても、何もお咎めなし。それがお役所仕事(爆




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